大麻逮捕で香港歌手の父親｢私が悪かった｣

●大麻逮捕で香港歌手の父親｢私が悪かった｣(2009/03/10)

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香港若手歌手の関楚耀(ｹﾙﾋﾞﾝ･ｸﾜﾝ､＝写真右)と衛詩(ｼﾞﾙ･ﾋﾞﾀﾞﾙ､＝同右)が2月24日､東京･渋谷で大麻成分を含んだ巻きたばこを所持していた疑いで逮捕されたことに関して､ｼﾞﾙの所属会社､東亜唱片製作有限公司が5日､香港で記者会見を開き事情を説明した｡
会見には東亜唱片の幹部のほか､ｼﾞﾙの父親が出席｡父親は苦渋の表情を浮かべながら､｢どうか皆さん､ｼﾞﾙに更生のﾁｬﾝｽを与えてやっていただきたい｡私が健全な家庭の中で彼女を育てられなかったことが悪かった｡皆さんに謝罪したい｣と語った｡
また､東亜唱片の張家豊総経理は､状況の把握のため5日朝､会社のｽﾀｯﾌを日本に派遣したことを明らかにし､罪が実証されれば即刻､ｼﾞﾙとの契約を打ち切る方針を示した｡張総経理は｢若い人々に芸能人なら間違いを犯しても許されるとの誤解を与えてはいけない｣と語った｡
東亜唱片は2004年に香港ｽﾀｰの黎明(ﾚｵﾝ･ﾗｲ)と芸能界の実力者､林建岳氏が設立｡所属歌手にはｼﾞﾙのほか､実の姉の衛蘭(ｼﾞｬﾆｽ･ﾋﾞﾀﾞﾙ)､楊千〓(ﾐﾘｱﾑ･ﾖﾝ)､許茹芸(ﾊﾞﾚﾝ･ｼｭｰ)などがいる｡(〓は女へんに華)(編集担当:恩田有紀)

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