池上彰が｢参院選2025｣の選挙特番に出演しなかった理由! テレビに嫌気差した?

7月20日に投開票が執行された参議院議員選挙2025で、例年通り各局が選挙特番を組む中、テレビ東京に異変があった。

近年、同局の選挙特番は池上彰を司会に迎えて、政治家たちと中継を繋いで鋭い質問や回答しにくい質問をぶつけ、池上彰が政治家たちを追い詰めていく光景が好評を得ていた。また、候補者たちの紹介テロップに一言面白ネタを加えたりと新たな試みを多数実行し、他局よりも番組として支持を集めていたといえる。

ところが、今回の選挙で池上彰の姿はなかった。『WBS』など経済番組を担当する豊島晋作キャスターがメイン司会を務め、だいぶ"大人しめ"な内容にとどまった。
池上彰がどうして不在だったかというと、彼はYouTubeチャンネル「池上彰と増田ユリヤのYouTube学園」でこう説明した。

「私が選挙特番やる前って『当選おめでとうございます』とか『今のお気持ちは?』とか本当にぬるかったわけですよね。もっとちゃんと切り込めよっていう思いがあって、いろんなやり方をやってきました。そしたらみんな各局がマネをしてきたわけですよね。じゃあテレビでの仕事は一段落かなってこう思ったんです。でもやっぱり選挙は別の取り上げ方ができるんじゃないか。これからはYouTubeだって思いました」

「それはデマなんだよってことを一つ一つ解説していくとか。あるいはテレビでいろんなことをやってるけど、それに対してこの質問ぬるいなとかツッコミを入れるとかですね」

日本テレビ、TBS、フジテレビ、テレビ朝日と在京キー局すべて、テレビ東京で池上彰がやってきた事をパクり、視聴率闘いを繰り広げている。それならもうテレビから離れてYoutubeで新たな挑戦をするほうがいいと池上彰は判断したようだ。

でも残念ながら、他局の制作陣たちは池上彰のYoutubeをチェックして、またパクれる部分はないか探していそうだ。

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