｢ヒルナンデス｣が来春打ち切り決定? 民放キー局最下位寸前に･･･

日本テレビ系昼のバラエティー番組『ヒルナンデス!』が、2026年春に打ち切りになると『女性自身』が報じた。

2011年に放送を開始し、ウッチャンナンチャンの南原清隆をメインMCに起用。当時まだ若手だった水卜麻美アナウンサーがアシスタントMCに就任して、人気を獲得するキッカケとなった番組である。
曜日ごとにレギュラー陣を構え、グルメ･ファッション･旅行などあらゆるエンターテイメントを紹介してきた『ヒルナンデス!』だが、近年は視聴率が低迷していたという。

平均世帯視聴率はおよそ3%台だが、裏番組のテレビ朝日系『ワイドスクランブル』は4～5%台、TBS系『ひるおび』も4%台以上と差をつけられた。さらにフジテレビ系『ぽかぽか』は2%台で、『ヒルナンデス!』との差が縮まってきたそう。

主要キー局最下位に転落すれば、いよいよ打ち切りは免れない。ただでさえ昨今はテレビ局の制作費削減が顕著だ。『ヒルナンデス!』もベテラン芸人の南原清隆を筆頭に、毎日代わる代わる5～6人のタレントが出演する。年間で換算すると相当な額がギャラとして支払われているはずだ。
『ひるおび』や『ワイドスクランブル』と比較しても、明らかにコストがかかっている。それで視聴率が伴わないのだから、打ち切り論が囁かれても不思議ではない。

一部報道をうけ、日本テレビ側は「春以降も継続します」と番組継続を通達した。南原清隆や他出演者たちも意欲的だといい、現時点で打ち切りは検討されていないとのこと。
『ヒルナンデス!』はほとんど関東圏の飲食店や観光スポットしか紹介しない。根本的に、関東在住以外の視聴者は全然楽しめない内容だ。打ち切りするしない関わらず、全国ネットの番組なのだから全国の視聴者が楽しいと思える構成にすべきではなかろうか。

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